30歳以下の若手建築家7組によるガラス建築の設計競技 公開二次審査


ガラスは、透明性をもつ硬質素材という特質により、温度や湿度、騒音などから人々を守る役割を果たしながら、内部空間に明るい光をもたらし、外部環境への視界をクリアに広げることができる、現代建築には欠かせない存在となっています。閉ざしながら透明性をもつ未来的な空間には、人々に清々しさや感動を与える力があります。この設計競技では、今後の活躍が期待される30歳以下の若手建築家7組から、ガラス素材の新しい使い方や表現の建築の提案を募ります。 
© AAF アートアンドアーキテクトフェスタ


二次審査 (最終)

一次審査通過作品 上位3作品の審査を、プレゼンテーション形式で行います。
テーマ

多様な光のあるガラス建築
提案条件

構造はとくに限定しませんが、原則としてガラスの特性を新しく読み取った建築の提案を求めます。ガラスの新しい使い方、照明を含む光の効果的な活用、ガラスの必然性などをキーワードに提案を期待しています。また、できるだけ現在の技術で実現可能な建築物の提案としてください。

審査員

太田浩史
(建築家・デザイン・ヌーブ共同主宰・東京大学生産技術研究所講師)

佐藤淳
(構造家・佐藤淳構造設計事務所主宰 )

平沼孝啓
(建築家・平沼孝啓建築研究所主宰)

花澤晴由
(旭硝子株式会社 市場開発室室長)



太田 浩史 (おおた・ひろし)

建築家 | 東京大学生産技術研究所
1968年東京生まれ。2000年デザイン・ヌーブ設立。2003-2008年に東京大学国際都市再生研究センター特任研究員、2009年より現職。
世界の都市再生事例を建築・公共空間の配置論から研究。編集企画・執筆に『SD1999 年5月号・挑発するマテリアリティ』、『INVISIBLE FLOW 省エネルギー建築ガイド』、『10+1 #31コンパクトシティ・スタディ』など。主な作品に「DUET」「久が原のゲストハウス」、映像作品に「PopulouSCAPE」。2002年より東京ピクニッククラブを共同主宰。


佐藤淳 (さとう・じゅん)

構造家 | 佐藤淳構造設計事務所
1970 年愛知県生まれ。00 年佐藤淳構造設計事務所設立。10 年より 東京大学特任准教授(AGC 寄付講座)。作品に「共愛学園前橋国際 大学4号館 KYOAI COMMONS」「プロソリサーチセンター」「武蔵野 美術大学美術館・図書館」「地域資源活用総合交流促進施設」 「ヴェネチアビエンナーレ2008」。著書に「佐藤淳構造設計事務所 のアイテム」。建築家との協働で、数々の現代建築を新たな設計理 念によって実現させてきた。


平沼孝啓 (ひらぬま・こうき)

建築家 | 平沼孝啓建築研究所
1971年大阪府生まれ。AA School (ロンドン)ディプロマ在籍のため渡英後、99年にHs WorkShop-ASIA(現在・平沼孝啓建築研究所)設立。
代表作に分棟型のシングルハ ウス「時間の家」や、東京大学に設計した環境型建築「東京大学くうかん実験棟」などの作品がある。
日本建築士会連合会賞や、Innovative Architecture国際建築賞(イタリア)、Grand design国際 建築アワード(イギリス)など、国内外でも多数の賞を受賞している。
AGC studio
開催日時 2012.10.12(金) 18:00-20:00 
 
プログラム  
18:00-18:10 主催者より始めの挨拶、審査員ご紹介
18:10-19:10 発表者プレゼンテーション
(プレゼン10分 質疑10分 入替3分 / 1組)
19:10-19:30 公開審査
19:30-19:50 発表と講評・表彰式
19:50-20:00 主催者より終わりの挨拶
   
 
参加方法 事前申込予約 (先着70名)
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プレゼンテーションは、応募者の方全員に聴講していただくことが可能です。
二次審査は公開方式です。(一次審査時の提案も公表します。参加70名程度を予定)
映像による撮影を予定しております。あらかじめご了承ください。
最終的には昨年同様、コンペティションの経緯、最優秀作の模型展示を含めた展示を予定しています。ご参加の予定をしてください。

 

会  場 AGC studio 2F
〒104-0031
東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館 2階
   
●電車でのアクセス:
銀座線京橋駅 4番出口すぐ
JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
有楽町線銀座一丁目駅より徒歩4分
都営浅草線宝町駅より徒歩3分
●車でのお越しの場合:
AGC studioでは駐車場のご用意はございません。
車でお越しの際には、周辺の有料駐車場等をご利用ください。

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