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公開二次審査
10月11日(金) AGC studio(東京・京橋)にて行いました二次審査の結果、各賞が決定しましたので公表させていただきます。
最優秀賞作品は、2014年3月7日(金)〜5月31日(土) AGC studioにて開催されます「U30 Young Architect Japan.」展にて
原寸大で展示されます。ぜひご期待ください。
最優秀賞 優秀賞 優秀賞
おくじょうのくさむら
岩瀬諒子
ガラスのしずく
小松一平
風がきらめき、光がそよぐ建築
杉山幸一郎


公開審査会にお越しいただけなかった方のために、審査の様子を一部ご紹介させていただきます。

日 時 :  2013年10月11日(金)18:00〜20:00
会 場 : AGC studio 2F セミナールーム

審査員 : 太田浩史 (建築家) 佐藤淳 (構造家) 平沼孝啓 (建築家) 相武弘明 (AGC)
提案者 : 岩瀬諒子 小松一平 杉山幸一郎

[プレゼンテーションが終わり、公開審査]
太田:全員そうなんですけれども、同じ材料使用されて、表現も結構近くてものすごく繊細な案を狙って出してくるんですけど、その繊細の意味が違うというか・・・光が揺れたり、風に揺れたりするだけが繊細ではないと思います。全然違う繊細さもあると思いますので、フレキシピリティを持って対応して頂きたいです。岩瀬さんに対するコメントですけど、他の2名にも同じで、豪快で、繊細ではないのではと思うのです。ガチガチのメタル建築で、風も吹かないその光も外光が期待出来ないとなると、みなさんが思っている繊細さと、随分離れてくる必要があると思います。とにかくアトラクションであって欲しいという事です。ですので、小松さんの、人が乗れるっていうのは良いと思います。製作寸法によりますが、僕は1800×900くらいかな。サブロクバンの大きさまでしか出来ないと聞いたので、小松さんの案はまずそこで成立しなくなってくる訳ですよね。みなさんの案は大幅に変更が予想されると思います。そこに対して、どれだけフレキシブルに対応して頂けるかということを御三方に聞いてみたいと思います。

小松:製作寸法は把握しているんですが、希望としてはこのぐらいの一枚で出来れば一番良いなと、出来ないのであれば、真ん中にジョイントを設けて接着剤か溶着などで透明に接着できればかなり曲線も綺麗にでるのかなというのは考えています。開口は詳細図に階段を三段ほど設けてまして、潜り込んでそこから上がるような形で考えております。

太田:階段は頭の先にあるから、階段の穴に引っかからないですか?

小松:それが難しければ、一部の壁面をガラスを取り除いて横から入るだとか、平面形状も小さいので、そこら辺は考える余地があると思います。

佐藤:中に入って立たなくても、腰掛けるだけでも、構築物の魅力は大いに伝わる気がします。

太田:トライ&エラーが多いので、どれだけそのトライ&エラーに対応できるかということをお聞きしたいです。もし、出来なかった場合にどれだけその柔軟に対応して頂けるのかということもお聞きしたです。

杉山:このモックアップつくる段階でも、ガラスエポキシでつくるなど、金具自体がガラスを通して見えてしまうので、ポリカみたいなものとか樹脂製の金具を検討したのですが、今の段階では、一応建築物としつくったので、ショールーム用にと限定した屋内のスペースでということであれば、違う素材での対応も考えられます。

岩瀬:私の案はユニットで出来ているものなので、そのユニットを開発することによって対応していこうかと思っています。1:1のスケールになった時に、実際の風圧でどれくらい揺れるのかものすごく心配で仕方がなくて、これからその実際の板厚をモックアップをつくりながら検討して、揺れなかった場合、今直線になっている下の部分にアールをつけてたり、ガラス厚を薄くして、もう少し動くようにするとか、勿論安全性という意味でも考えていく必要もありますので、ユニットの開発っていうのを真剣にモックアップをつくりながら検討していきたいです。

佐藤:固有周期などを計算されていて非常に勢力的ですごく好感が持てますが、少し気になったのは、固有周期4.7秒となっていますよね?相当ゆっくり揺れますけど、本当だと思いますか?

岩瀬:構造家の方と一緒に共同しているので、模型をつくっていく時に、どうしても実際の二分の一の板厚に合わせたガラスが手に入らなかったので、アクリルでつくっているんですけど、実際の強度など違ってくるので、お教え頂ければ幸いです。

佐藤:例えば、このモックアップにあてはめて計算してみたりするとよかったと思いますけどね。見てれば、揺れている周期分かるので。それから、岩瀬さんに限らず、材料の魅力をどのくらい感じてこれを提案されたかというのを伺いたいのです。ガラスを曲げてみたり割ってみたり、もしくはその他の材料と比べてみたり、何かバーナーで炙ってみたり、何かガラスっていう素材をどういう風に感じたか聞きたいです。

杉山:モックアップで使っている、レオフレックスの強度試験をショールーム来た時に見て、上に鉛またいな玉が落ちても全然割れないっていうのを見た時に、今までのガラスじゃなくて、これはアクリルなのか塩ビなのか何なんだという風に思って、ガラスの可能性があるとすれば、どんどん薄くして性能をつけて来たんですけれども、それとは違った方向で、今回でいうと建築の環境を取り入れる設備的な要素だとか、構造的な要素として働く事ができるんじゃないかって事にすごく可能性を感じてつくりました。

佐藤:実際ガラスをそのものって中々入手しづらいんですか?割ってみたり、加重をかけて曲げてみたりされましたか?

杉山:実は、これで3枚目なんです。一枚目は割ってしまって、いろいろ試しながらこう風を受けるとどうなるかとか扇風機でやったりとかして、最終的にこういうディティールに落ち着きました。

小松:今まで、ガラスというものは薄くて割れやすくて小さいイメージだったんですけど、段々大型化してきて、分厚くて割れにくくて、日射も制限出来て室内の環境も安定させられて万能な素材にガラスがガラスじゃなくなっているような、違う素材の方に近づいていっている印象を受けたんですけれども、今回提案してる科学強化ガラスはその方向とは少し違ったものになっているのかなっていうので魅力を感じまして、一度触ってみたいなと興味深い素材であるなと思いました。

佐藤:これは入手しづらいのですぐには入手出来ないです。一般的には0.5mmです。

小松:使っているのは0.85mmとか1.1mmとかです。

佐藤:そういう状態ですか、穴が開けられないというのを開けてみせようじゃないかっていうくらいくらいの勢いでも良いのでは、岩瀬さん補足で何かあればどうぞ。

岩瀬:ガラスっていうのが、固くてもろいというなんか両面性みたいなのがおもしろいなと思って、興味というかすごく素敵な素材だなと思ったことが一番大きいですね。実際、カーテンウォールとかでどんどんガラスの透明性が高まっている一方で、どんどん板厚が厚くなるというガラスらしさがどんどん失われているのではないかと思いました。



平沼:僕、勝手な解釈をしていて杉山さんの案に票を入れてしまったんですけど、ガラスがそのガラスの重なり合いで、なにか板厚の違うものが重なっていて、その重なり合いの幅であったり要は細さで持たせていくのかなって、それで開口するところと開口しない所があるのかなって思って・・・勘違いしていました。ふふ。そしたら、普通の提案が来て先ほど変な事を言ってしまって、ごめんなさい。コンペの趣旨でもあるところなんですけど、確かに建築物の提案をもとに提案を求めていて、小さな展示場で展示するだけの提案を求めているのであれば、小さい建築だったら色々こねくり回して、アクロバティックなことって出来るんだけれども、本当に大きな建築にそれがなれるのかっていうところが重要な到達点であって、それを逆にこの場所をお借りして展示することがまず第一の目的であると思っています。旭硝子さんもバックアップしてくれていることだから、こういうこうができますよっていうことについて、新しいこうクライアントになるような人に見てもらったり、海外のなんかこう挑戦的な実験大好きな人たちに見てもらって、最終的には建築になって欲しいなと思っています。岩瀬さんのアイディアは結構その、全体的なこう形相が見えていて、本当にあれぐらいの規模で出来たらすごいなと思っていたのと、光の捉え方をすごく表現されているから風って言いながら光のこともまでも考えていて、テーマで「多様な光のあるガラス建築」っていうところの回答として、キャッチボール出来た感じがします。小松さんと杉山さんにその光についての考え方を少し聞かせてほしいです。

小松:人が乗った時に、ー曲面のガラスの曲率が変わるということは、人の動きに反応してガラスが動くそれによって、光の反射が変わると。その人々とガラスが反応するとその向こうに光があるので、人々と光が反応するようなそういう三者のやり取りのようなことが出来ればいいなという風には、考えています。

杉山:多様なガラス建築って、光のガラス建築ってテーマだったので、光間接光と直接光というのを一つの建築で共存できないかっていうことを考えて、構造としても使われる機能するガラスの外壁をつくって、それが動く事でまあ風が入ってきて直接こうが入って揺らめく光が二つの光が動的に共存するという風につくりました。

相武:プロダクトアウト的に出て来ちゃったガラスというところもあるので、どう売るのか社内でも喧々諤々しているんですけども、岩瀬さんの案がそういう意味では一番光っていうところにフォーカスされたプレゼンテーションであわなかったかなという風に思います。小松さんの案は、曲がることが楽しい、たわむことが楽しい提案をして頂いたので、趣旨から少しズレているかもしれませんが、我々つくりだしている側としては、大変可能性を教えて頂いたという意味で、大変面白い提案を頂いたと思います。杉山さんの案では、直接光と間接光をフロストというのと、開いた時に直接入る、全然何も通さない光ということで表現されてたということは非常にインパクトがあって可能性のあるアイディアを出して頂きました。
みなさんに、このガラスを最初に見てどんなイメージを持たれたかということをもう一度お伺いしたいです。奇しくも御三方とも「レオフレックス」を選んで頂いたものですから、何故このガラスを選んだのかってぜひ教えて頂きたいです。

杉山:固くて強度があって軽いというのがやはり第一印象で、普通に構造的に使われるガラスは、厚いとか不透明であるとかそうじゃない方向性としてみたっていうことですね。今までガラスって危なくて重くて固いイメージだったんですけど、それが軽くて柔らかくなるってすごく可能性を感じて僕は採用しました。

小松:とてもシンプルな答えなんですけれども、新しい素材でまだどう建築がつくられるのか分からない未知の素材を使って建築としてつくることに挑戦したいと思いました。

岩瀬:元々は風について興味があったのでこの素材だったらできるのではないかと思いました。やはりガラスは構造として受けづらいっていうのがありますが、もしかしたら、しなやかにそのたたずまいによって、力を受け流して新たな可能性があるんじゃないかということに興味がありました。



[表彰式 (優秀賞・杉山さんの作品について)]
佐藤:レオフレックスというガラスを使った案が残って、その中でも様々な使い方ができてきて、非常に興味深く拝見させていただきました。先ほど材料の触ってみたしましたか?というお話をしましたが、ガラスでテストできないケースは非常に多いと思います。一つだけアドバイスをしておくと、アルミがガラスとほとんど同じ硬さなんですね。ヤング率がほぼ同じですので、小松さんと岩瀬さんの案のように曲げて使うとか、柔らかさを確認したいと思えば、アルミで試すという方法もあります。今後このコンペが続いていて、応募される方などには是非知っておいて欲しいことだと思います。

杉山:優秀賞という形で残念ではありますけども、他の御二方の作品も初めて拝見させていただいて、非常に種類は違うけれども面白い作品でした。ありがとうございました。

[表彰式 (優秀賞・小松さんの作品について)]
平沼:残念でしたね。小松さんも杉山さんも、ものすごく頑張っていて、審査員の佐藤さんと太田さんと審査に携わらせてもらったことは3回目になるんですけど、その時その時によって提案の質が変わっていったり、方向性が様々な方向に向いて行ったりしました。今回は一次審査の時から期待していて、杉山さんの案なんて面白いなって見ていたし、小松さんみたいに吊るっていうような発想も逆転の方法から、展示計画まで密に提案をしてくれていたということに、すごく清々しさがあったなと感じています。今日ここに来ていない人たちも含めて全員、すごく趣旨的に真面目に取り組んでいて、僕たちも含めてガラスに興味がある世代なんじゃないかなと、改めて感じました。今日はどうもおめでとうございます。

小松:えーっと、優秀賞で残念ですという一言に付きますね。

[表彰式 (最優秀賞・岩瀬さんの作品について)]
太田:見せ方としては直球だと思います。これからまたいろいろと展示計画の中でフレキシビリティのことについて聞きましたけど、その原点に一度戻って組み立てなおせるシンプルさが私は良いと思いました。特に小松さんの案は最初見た時に面白いました。起きるか起こらないというよりも、人が乗って曲げの伸ばすとか能動的でいいんじゃないかと思ったんですけども、評価できなかったのがあれを吊るフレームですね。もう少しリアリティを持って、検討していただいた方がいいと思いますけども、予算内で安全に実現するのは難しいと判断しました。杉山さんの案については、2つのガラスのコンビネーションが面白いと思いました。優秀賞の二人は残念な結果と思われるかもしれませんが、今後それぞれの実践の中で、AGC studioさんに相談ができるチャンスを得たことだけで有利だと思います。是非ともガラスの可能性を試していただきたいと思います。

岩瀬:大変光栄な賞をいただき、ありがとうございました。今日は手伝っていただいた慶応大学の学生も来ていて、彼らの努力とチームワークが報われて本当に心から嬉しいです。この提案をディベロップさせて良い展示にしたいところと、あちらの御二方、それからコンペに参加された2名、皆さまの努力とか、思いに恥じない建築を作っていきたいです。今日は、本当にありがとうございました。

[総評]
相武:総評というほど、偉そうなことではありませんけれども、皆さま大変真剣な眼差しでプレゼンテーションしていただきまして、我々にもひしひしとその真剣さが伝わってまいりました。結果としてはこういう点数の付け方になりましたけれども、見方が切り口を変えればまた違う見方にもなるということでもありますし、実は今回の審査委員会の中でも、私が一番最初に言ったのは、商売を抜きにしたところの点数で書きましたと、商売だとちょっと違うかなということあります。是非とも新しい切り口でいろんなことを考えて頂いたということで旭硝子としても刺激を受けた発表会です。実は、このレオフレックスという素材は、電子用に作られたガラスです。まさかこんなところに化けるとは全く思ってもいなかったです。皆さまの身近にあるんですけれども、日頃お使いのノートパソコンのカバーがドラゴンドレールというTFTガラスだったり、弊社が同じもので電子メーカーにお出しをしているものそれを建築用に、新たな用途として使えないかというのを名前を変えて、レオフレックスになったのです。世の中に出そうとい形でこのガラスを出しているんですけども、全く違う用途というところでは社内でも非常に悩んでおりまして、皆さまの提案が面白くて、個人的にも大変感謝をしております。目から鱗のところがたくさんありまして、社内に持ち帰っていろんなところで可能性を追求してみたいなと改めて思った次第であります。岩瀬さんが最優秀ということでこれからあと6ヶ月くらい展示されるということですけども、杉山さんも小松さんもこの機会で私共とできるだけコンタクトをたくさん取っていただいて、新しい可能性に向けてご提案をいただければと思っております。今全くフリーハンドで白いキャンバスの中で仕事をしようというところでありますので、皆さま方の斬新なアイデアをいただければとおもっております。これを機会に皆様方との、お付き合いも更に濃くさせていただければと思っております。本日は本当にありがとうございました。


 

一次審査結果発表(9/15)
厳正なる一次審査の結果、下の3作品が選出されましたのでここに公表させていただきます。
10月11日(金) AGC studio(東京・京橋)にて行われます公開二次審査のプレゼンテーションによって各賞が決定されます。
本ページ下部には、二次審査会の詳細をご案内をさせていただいております。
若手建築家のプレゼンテーションと有名建築家・構造家による審査を聴講できる貴重な機会です。ぜひ皆様お誘い合わせの上ご参加ください。

おくじょうのくさむら
岩瀬諒子
ガラスのしずく
小松一平
風がきらめき、光がそよぐ建築
杉山幸一郎

30歳以下の若手建築家によるガラス建築の設計競技 公開二次審査


ガラスは、透明性をもつ硬質素材という特質により、温度や湿度、騒音などから人々を守る役割を果たしながら、内部空間に明るい光をもたらし、外部環境への視界をクリアに広げることができる、現代建築には欠かせない存在となっています。閉ざしながら透明性をもつ未来的な空間には、人々に清々しさや感動を与える力があります。この設計競技では、今後の活躍が期待される30歳以下の若手建築家から、ガラス素材の新しい使い方や表現の建築の提案を募ります。
Glass is an indispensable material for modern architecture. This material gives bright light to interior spaces and can extend the view to outside environment. All of this, in clear accordance with being a hard transparent material while protecting people from heat,cold, humidity, noise, etc. The future space of glass has the power of giving people a fresh and new glass impression which is transparent yet shutting off to the outside. 5 Young architects under 30 of age and who are expected future architectural achievements are for this design competition. This competition raises the architects visions of a new usage and expression of the glass material.
© AAF アートアンドアーキテクトフェスタ

U-30 若手建築家


二次審査 (最終)

一次審査通過作品 上位3作品の審査を、プレゼンテーション形式で行います。
テーマ

多様な光のあるガラス建築
提案条件

構造はとくに限定しませんが、原則としてガラスの特性を新しく読み取った建築の提案を求めます。ガラスの新しい使い方、照明を含む光の効果的な活用、ガラスの必然性などをキーワードに提案を期待しています。また、できるだけ現在の技術で実現可能な建築物の提案としてください。

審査員

太田浩史
(建築家・デザイン・ヌーブ共同主宰・東京大学生産技術研究所講師)

佐藤淳
(構造家・佐藤淳構造設計事務所主宰・東京大学工学特任准教授 )

平沼孝啓
(建築家・平沼孝啓建築研究所主宰・大阪大学非常勤講師)

相武弘明
(AGCガラスカンパニー 日本・アジア事業本部ビルディング事業部長)



太田 浩史 (おおた・ひろし)

建築家 | 東京大学生産技術研究所
1968年東京生まれ。2000年デザイン・ヌーブ設立。2003-2008年に東京大学国際都市再生研究センター特任研究員、2009年より現職。
世界の都市再生事例を建築・公共空間の配置論から研究。編集企画・執筆に『SD1999 年5月号・挑発するマテリアリティ』、『INVISIBLE FLOW 省エネルギー建築ガイド』、『10+1 #31コンパクトシティ・スタディ』など。主な作品に「DUET」「久が原のゲストハウス」、映像作品に「PopulouSCAPE」。2002年より東京ピクニッククラブを共同主宰。


佐藤淳 (さとう・じゅん)

構造家 | 佐藤淳構造設計事務所
1970 年愛知県生まれ。00 年佐藤淳構造設計事務所設立。10 年より 東京大学特任准教授(AGC 寄付講座)。作品に「共愛学園前橋国際 大学4号館 KYOAI COMMONS」「プロソリサーチセンター」「武蔵野 美術大学美術館・図書館」「地域資源活用総合交流促進施設」 「ヴェネチアビエンナーレ2008」。著書に「佐藤淳構造設計事務所 のアイテム」。建築家との協働で、数々の現代建築を新たな設計理 念によって実現させてきた。


平沼孝啓 (ひらぬま・こうき)

建築家 | 平沼孝啓建築研究所
1971年大阪府生まれ。AA School (ロンドン)ディプロマ在籍のため渡英後、99年にHs WorkShop-ASIA(現在・平沼孝啓建築研究所)設立。
代表作に分棟型のシングルハ ウス「時間の家」や、東京大学に設計した環境型建築「東京大学くうかん実験棟」などの作品がある。
日本建築士会連合会賞や、Innovative Architecture国際建築賞(イタリア)、Grand design国際 建築アワード(イギリス)など、国内外でも多数の賞を受賞している。
AGC studio
開催日時 2013.10.11(金) 17:30-20:30 
 
プログラム  
18:00-18:10 主催者より始めの挨拶、審査員ご紹介
18:10-19:10 発表者プレゼンテーション
(プレゼン10分 質疑10分 入替3分 / 1組)
19:10-19:30 公開審査
19:30-19:50 発表と講評・表彰式
19:50-20:00 主催者より終わりの挨拶
 
参加方法 事前申込予約 (先着70名)
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プレゼンテーションは、応募者の方全員に聴講していただくことが可能です。
二次審査は公開方式です。(一次審査時の提案も公表します。参加70名程度を予定)
映像による撮影を予定しております。あらかじめご了承ください。
最終的には昨年同様、コンペティションの経緯、最優秀作の模型展示を含めた展示を予定しています。ご参加の予定をしてください。

 

会  場 AGC studio
〒104-0031
東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館 2階
   
●電車でのアクセス:
銀座線京橋駅 4番出口すぐ
JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
有楽町線銀座一丁目駅より徒歩4分
都営浅草線宝町駅より徒歩3分
●車でのお越しの場合:
AGC studioでは駐車場のご用意はございません。
車でお越しの際には、周辺の有料駐車場等をご利用ください。


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